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執筆者の写真PHANTOMBOY

スペシャルデニムジャケット【Lot207XXX】、スペシャルデニムパンツ 【Lot201XXX】受注予約開始!ブログ第3回

すみません。。。時間が無く1日空いてしまいましたが続きを書きます! さて、今回は201XXXの紹介をしていきたいと思います! 生地感やステッチの話など共通する部分は先日のブログで書きましたので割愛させていただいて進めます。

まずはシルエットについて。 基本的には501XX革パッチ期をメインに再現していますが、やはりそのままではかなり野暮ったいシルエットになりますし、現代のファッションにおいて非常に使いづらい。 そして面白くない。 そこでやはり裾口を微妙に(1㎝)だけ絞り、かなり緩いテーパードラインになるようにパターンをひきました。 あくまでも微妙になのでぱっと見はストレートです。 が、この1㎝が着用した時に雲泥の差が生まれます! 穿いた時のシルエットの綺麗さ、収まりの良さが全く変わります。 今回レングスは全て32インチに設定しており、ほとんどの方がロールアップを楽しめる長さになっています。

裾口で使用したミシンはもちろんユニオンスペシャル 43200Gです。

見て下さいこのウネリ このロープ状のウネリが出せるのはユニオンスペシャル43200Gのみです!

裾はロールアップしてセルヴィッジを見せたい重要なポイントですよね! また、ここがオレンジステッチだとあまりカッコいいとは言えない。。。 ですので、裾は上糸も下糸もイエローステッチで仕上げてあります!

おかわりセルヴィッジ写真 続いてフロント比翼周りについて↓

この絵面だけでお酒進みそうです。 XX仕様なのでウエストシングル(ウエスト部分のステッチの上側がシングルステッチ、下側がチェーンステッチの事)、Vステッチ(トップボタンから延びる様なV型のステッチの事)。 これはもう鉄板ですね。

相変わらずステッチの配色が我ながら神がかってます。 リベットは無刻印の打ち抜き。

ベルトループはもちろん中盛りでいいアタリが出ます!

コインポケット口はセルヴィッジ仕様。

テンション上がる王道なポイントですね! ここだけで何か特別感ありますね!

今回拘ったフロント比翼折り返しの縫い幅。

ちょっとマニアックな話にはなってしまいますが、このフロントの比翼折り返し部分は色落ち時にかなり重要な色落ちポイントになってきます。 ここの折り返し部分は擦れて縦にくっきり色落ちしますので、前から見てぱっと見で”ヴィンテージだ”ってなる箇所です。 個人的な萌えポイントだったのですが、ビッグサイズ(40インチとか)ってここの色落ちがめっちゃ細く見えるんですよ。 それがめっちゃかっこよく見えるんです。 ですので32インチとかの王道サイズでもそれを再現したくて通常の折り返し幅より0.7

mmほど細く縫ってあります! 全ては穿きこんだ時にかっこよく見せる為です! それを踏まえて下の写真の比翼部分をもう一度見てみてください。

ちょっとだけ細いのわかってもらえますかね? そして、写真右わき部分の途中で止まってるステッチ ここ通称”クインチ”と言います。 初期XXはここが長いんですよね! そして、ここのステッチが「クインチ」と呼ばれるようになった語源。 実はここの長さが「9インチだから」なんです笑 これ本当です笑 実際の初期XXの長さを測ってみるとピッタリ9インチ(約23㎝) ですので、もちろん201XXXは23㎝にしてあります!

続いてまた部分です。

XX初期モデルなので小股のカンヌキはありません!

続いてバックのディテールです!

バックヨーク部分下のパッカリングたまりませんね。 そして左右ポケットは右ポケットのパターンのみで製作しております。

レザーパッチ。

ガッツリ縮ませるのもあり、多少の縮ませで止めるのもあり。

隠しリベット

はい、こちらももちろんXX仕様なので隠しリベットがあります。 マニアックな話ですが、個々の隠しリベットの部分は他の部分で使われている打ち抜きと違うの知ってましたか? ここの部分、解体して見てみると中身はUFO型リベットなんですよ! 僕は実際XXを解体して発見しました! ですのでもちろん201XXXも中身はUFOリベットを使用しています(解体しないと見えませんがね笑)!

さて、201XXX,207XXXの細かいディテールについては今まで説明してきた通りです!! まだまだ語りたいことは山ほどありますがキリがないので一旦このくらいに! 次のブログは購入していただく時に一番重要なサイズについてお話します! 次回ブログで最終回とし、ブログアップ後すぐに受注予約を開始致します! それではまた次回宜しくお願いいたします!

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